雑感

2021.01.19

いつのまにか2020年が終わりを告げ、2021年になった。新型コロナウィルスは収まるどころか感染者数をどんどん増やしている。国内でも感染力の強い変種が発見されたらしい。昨年の4月頃よりも感染者数が多いのに人々は前より街にあふれている。まだオリンピ…

2020.10.04

たぶん、くもり。一日中外に出ていなかったのでよくわからない。大変眠くて、際限なく寝てしまう。昨日もそうだった。今日は、17時間くらい寝たように思う、大体寝すぎるときは17時間くらい寝ているときが多い気がする。これが本当の私の中での必要な睡眠時…

個人で行う生活史調査 他人への配慮

前に生活史調査として人の話を聞いていこうみたいなことを書いたのだが、 kapuragikapuriko.hatenablog.com よく考えれば、これは他人のプライバシーにずけずけ入り込むことと紙一重だ。他人に今までの生きざまを聞き、思想を聞き、家庭のことを聞くことにな…

大道芸に対する拍手は強制なのか

以前、千葉方面の海に面した公園に出かけたことがあった。その公園には水族館が隣接しており、その建物前には広場がある。その広場には大道芸人がいた。幾人か通行人がその周りに立ち止まり、芸を見ていた、私たちもその中にいた。 若い男の芸人は何度も繰り…

個人で行う生活史調査の真似事

生活史調査とは質的調査であり、社会学的調査の一種である。他者が生きてきた軌跡を追うことであり、個人の視点から社会が何かを浮かび上がらせる分野だ。それはもっぱら取材によって行われる。他者と直接語りを聞くことによってその人の体験を聴取するので…

悩み相談の回答(おじさんの場合)

一昨日の深夜、居酒屋にいたら、二十歳なりたてくらいの若者が周りのお客に悩み相談をしていた。仕事がうまくいかず悩んでいるようだ。私は特に何も言うことがなかったので(というか端的に興味が持てなかったので)、年長者の四十過ぎの男性が語ることを聞…

尊敬する人間の特徴

私はいったいどんな人を尊敬するだろうか。尊敬とは、自分にないものを持ち、憧れる存在に対して、畏敬の念を持つことだ。私は以下の特徴を持つ人を尊敬しがちだ。 1. いつもユーモアを絶やさない人 2. 苦境にあってもあきらめず、最適解を探そうとする人 3.…

「哲学は役に立たない」論に対する応答まとめ

嫌味な人間からこのように言われることがある。「それって何の役に立つの?」 そんなとき、どのように応答をすべきなのか(少なくとも私はどのように返すのが正解と思っているのか)をまとめてみたい。 問いを受ける人が行っている事柄の種類にもよるかと思…

黙祷について

黙とうとはいったいなんなのか。 3/11 14:46 や 8/15 12:00 に私たちは黙祷をする。黙祷は黙って俯き、目を閉じる。祈りの一種だ。 歴史的な事件、節目について思いを馳せるということにはどんな意味があるのか。忘却に抗うため、反省するため、ということ…

取り急ぎ、何かして、進んで、また戻って直して、また進む

業務上で、判断を迫られることが多々ある。というか、仕事とはそういうものだ。自分のあまり興味のない題材について(一般論である。もちろん興味のある話題であることもあるだろう)、最も合理的な選択を選び取るという営みの総体。 その中で基準の作成とい…

始めるために人は創られた

何かを始めることができる。人間は思いつかなかったことを始めることができる。 そのために人間はいるのだ。 という言葉が頭の片隅に残っている。たしかアウグスティヌスの言葉だったか。 「始まりが存在せんがために人間は創られた」 「人間が創られる」と…